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損害賠償の金額を多めに提示するときの問題

何らかの損害を他人から受けた時、まずは当事者同士での話し合いを試みるでしょう。
しかし互いに損害額などの把握に乖離があるときは法律の専門家に相談した方がいいかも知れません。
損害額を計算するには専門的な知識があったり、参考になる算定表等が用意されていることもあります。
損害賠償額が決まったらそれを元に話し合いをしますが、相手が納得しなければ裁判を行います。
そして裁判所の方で金額が決まり相手方はその金額を支払わなければいけなくなります。
実は損害賠償をするときには金額によって一定の手数料を支払わなければならず、金額が多いほど手数料も多くなります。
100万円なら1万円などと決められていて、数千万円以上になると数十万円の手数料を支払う必要も出てきます。
損害賠償の金額に対して必ずしも裁判でその金額の支払いになるとは限らないので、無駄に多すぎる金額を請求するのは良くないでしょう。
弁護士と十分に相談して請求額を決めないといけません。

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